チネイザン体験の声04
- Eiko Ueda
- 7月7日
- 読了時間: 2分
更新日:7月12日

当時7歳の娘と旅行でシアトルを訪れた際、偶然の流れで植田詠子さんのチネイザンの施術を受けることになりました。私にとっては人生初めての体験でした。
そのうち私の意識は、娘を出産する直前の分娩台の上に飛び、ぼんやりとしたライトの明かりの中、陣痛の痛みに耐えながら、精一杯力んでいる時にフラッシュバックしていた。詠子さんの「はい、吸って~吐いて~」の声が、あの時の助産師さんの声と重なった。
娘は自然分娩で無事に生まれたものの、軽度の仮死状態、低体重の状態だった。生まれた直後、私の胸に抱かれることなく、すぐに保育器に入れられ、別室に運ばれていった。肉体は極限の疲労状態。我が子に何が起こっているのか分からず、精神はとても混乱していた。その出産時の意識状態まで、ありありと鮮明に蘇った。
チネイザンの施術が終わったと同時に、セッションルームの隅っこで待っていた娘が、私が寝ている上に乗っかってきた。娘をハグすると、自然と涙が流れた。「あの時、抱きしめてあげられなくてごめんね。ママのお腹の中から出てきて、その後、どんなに怖かっただろう。だから、ママと離れる時にずっと不安だったんだね」と、やっと娘の気持ちを受容することができる、そんな感覚になっている自分に気づく。
シアトルでチネイザンの施術を受けてから、半年以上が経過。日本に帰国してから、娘の心の成長が目覚ましい。幼児期からずっと母子分離不安の症状が続いていた娘が、その後、すっかり母である私から離れても平気になり、安心して小学校でもお友達と元気に過ごすことが出来るようになっている。私も、娘に向けていた心配が、信頼の気持ちに変化している。
母子分離不安の症状は、実は私が幼い頃にも顕著に出ていた。そして、母からその気持ちを受容してもらうことはなく、幼い私は無意識のうちにその気持ちを心の奥深くにぎゅっと封印して大人になった、という事実がある。今回のチネイザンは、母から私、私から娘へと連鎖していた抑圧した負のエネルギーを解消するきっかけになった、というのが私にとっての実体験です。
またシアトルに行ったときは、詠子さんのチネイザンの施術を是非受けたいです。私たち親子にとっては、あのシアトル旅行で体験したチネイザンが、おかげさまで大きな転機となりました。どうもありがとうござました。(千葉県在住、M)
⚠️ 内科的な症状がある場合は、施術を受ける前に必ず医師の診察を受けてください。
Comments